解決事例

夫に居場所を知られずに離婚したい妻の事例

【事案・事例】

夫の暴力などに耐えかねて,妻(依頼者)が子供と一緒に家をでられ,夫の知らない場所で生活をされていました。しかし,夫は妻や子供の居場所を探ろうと関係者の家などを訪問するなどしていました。

妻(依頼者)は,夫との関係を断ちたい,夫に現在の居住先を知られずに離婚したいと希望されていたケースです。

【解決】

妻等の現在の居住先は記載しない形式で離婚調停の申立てをおこない,その際,裁判所に事情を説明し,妻の居住先などの情報を夫に知られないように申し入れました。

夫に妻等の居住先は知られることがないまま調停は進み,調停申立から約1カ月で離婚調停が成立させることができました。

【弁護士の視点・コメント】

既に相手と別居し,現在の居場所を相手に知られずに関係を断ちたい,離婚したい,とご希望される方は多いと思われます。

弁護士に依頼することで居場所等を秘匿しながら交渉や調停を行えるだけでなく,弁護士を窓口とすることで相手との間の無用な軋轢(あつれき)・精神的負担を避けることができます。

離婚調停では離婚成立に時間がかかる場合もありますが,本件では調停申立後,比較的短期間で離婚調停が成立した事例です。

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